堀之内健史
大阪出入国在留管理局は31日、50代の女性常勤医が酒に酔った状態で外国人収容者を診察したなどとして、停職1カ月の懲戒処分とし、発表した。常勤医は退職を申し出て同日付で承認したという。
大阪入管などによると、常勤医は今年1月20日、酒に酔った状態で勤務し、収容者1人を診察した。同僚が常勤医の不審な様子に気づき、呼気検査でアルコールが検出されたという。また、常勤医の適格性を調べるため入管側が要請した手続きに応じなかったといい、こうした行為が国家公務員法違反にあたると判断したという。
一方、常勤医によるこれまでの診断や薬の処方などを点検したが、「診察業務で不適切な点は確認できなかった」としている。(堀之内健史)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル